久しぶりに「嫌われる勇気」を読んでみた。
こんにちは、タカです。
最近コワーキング関係の記事が多かったので、今日は僕が好きな本のご紹介。
岸見一郎さんの「嫌われる勇気」という本です。久しぶりに読みました。
去年の就職活動の時期に買ったのですが、オモシロイです!
これを買ったキッカケは、タイトルがすごく気になったからという単純な理由ですが、書かれていることが他の自己啓発系の本とは全く違い、僕にとって衝撃的でした。
ところでみなさんは世界的有名な心理学者であるフロイトやユングをご存知でしょうか?
心理学が好きな方や大学の講義で心理学を学んだことのある方はおそらく知っているでしょう。
しかし、有名なのは彼らだけではありません。
彼らに並び、心理学の三大巨頭と称されるアドラーがいます。
この本はアドラーが説いた「アドラー心理学」がテーマとなっており、悩み多き青年がとある哲学者との「アドラー心理学」についての議論を通して、自分に対する見方が変わるまでの物語です。
さて、この本に書かれていることの中で、お気に入りの一つである言葉があります。
「劣等感とは主観的な思い込みである」
ということ。
例えば、サッカーをやっている男の子が、
「自分の身長が158cmで、他の人より小さいから不利だ。」と思ってるとします。
ここで注目したいのが、「158cm」と「不利」という部分。
「158cm」というのは事実ですが、「不利」は事実ではなく自分の思い込み。
つまり主観なのです。
主観であるなら、他の人が皆そう思っているとは限らないですよね?
「小さいから逆に相手をかわしやすい」と言う人もいると思います。
事実に対する意味付けは一つではないということですね。
意味づけを変えられることが、悩みを解消することに繋がると思います。
実は↑のサッカーの話は僕が昔抱いていた悩みです。(笑)
他にも劣等感に関する悩みがありましたが、この本を読んで、スッキリした部分も多かったです!
他にもお気に入りの言葉がありますが、ネタバレになるので、是非一度読んでみることをおススメします。